ソフトバンクの学割モンスターU18ってどうなの？18歳以下だと月額2,980円だけどオススメできない理由！

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ソフトバンクのSuper Student(スーパースチューデント)が始まり、なんと学割モンスターU18で18歳以下だと月額2,980円という格安スマホかと思うくらいの料金プランが発表されました！
もともと学割に力を入れてきているソフトバンクですが、今回はCMにジャスティン・ビーバーを起用して、かなり力を入れた感じになっています！
ただ、正直、微妙だなという印象です。

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なぜそんなに微妙というかというかというと、いろんな余計な条件を満たさないと「月額2,980円」にするための条件がやたら厳しいです。
これだったら、最初から格安スマホにしといた方が、ずっとお得というか、学生にはオススメできる感じです。

今回は、2017年1月16日(月)に発表されたソフトバンクのSuper Student(スーパースチューデント)、学割モンスターU18について、どうなのかをいち早く解説したいと思います。

学割モンスターU18って？

では、まずは発表されたばかりの学割モンスターU18とは、どういうものなのかというと、なんかいかついモンスターとかついていますが、要するに2017年の春商戦に向けた学割です。

“ソフトバンク”を新規契約する18歳以下のお客さまが、19歳になるまでスマートフォンをお得に利用できるキャンペーン

ということで、普通の学割ですね。
学割もバンスターU18は、2017年1月21日～5月31日がキャンペーン期間になっています。
この辺もいつもと同じ感じですね。

毎年ソフトバンクは学割に力を入れていて、今年は、CMにジャスティン・ビーバーを起用して、PPAPバリに一気に有名にして、がんがん学生を囲い込んでやろうという感じで、一歩踏み込んだ学割キャンペーンになっています。
もちろん、ネーミングやCMだけではなく、きちんと割引内容も毎年よりもかなり踏み込んだ内容になっているようです。

学割モンスターU18って本当に安いの？

まぁ学割なんで安いに決まっているのですが、ここではどの程度割引内容として踏み込んだキャンペーンになっているかをみてみたいと思います。
結論から言うと、単純に受けられる割引はすくなく、大々的に打ち出している月額2,980円もかなりいろんな条件があわないと、なかなか難しい内容になっています。

学割モンスターU18の月額料金

学割モンスターU18は、利用するデータ容量に応じて、以下の4つの料金プランがあります。
ソフトバンクは、5分かけ放題に加入した場合の料金プランが最も安くなるので、その場合の料金プランを見ていきます。

• ～3GB：5,390円(基本料：2,000円+データ通信料：3,390円)
• 3GB～4GB：6,200円(基本料：2,000円+データ通信料：4,200円)
• 4GB～5GB：6,900円(基本料：2,000円+データ通信料：4,900円)
• 5GB～20GB：7,390円(基本料：2,000円+データ通信料：5,390円)

また、学割モンスターU18は、データ容量特に4GB以下にデータ容量を抑えて使う方には、かなり割引が受けられる点が特徴です。
データ容量毎の割引額は、以下になります。

• 3GBまで→月々2,020円の割引
• 4GBまで→月々1,200円の割引
• 5GBまで→月々500円の割引
• 20GBまで→月々610円の割引

3GBまでなら月々2,020円も割引が受けられるので、データ容量をあまり使わないようにすれば、月額料金をかなり抑えることが出来ます。

学割モンスターU18で月額料金をさらに安くする方法

学割モンスターU18は、以下の条件を満たすと、月額料金を最大2,980円にまで抑えることが出来ます。
その条件というのが、

1. 家族がキャンペーン期間中にソフトバンクに新規契約する
2. ソフトバンクの固定回線やポケットWiFiに新規契約する

です。
1で月々1,000円、2で月々1,410円の割引を受けることが出来ます。
つまり、たとえば、学割モンスターU18に加入して、データ容量を3GBまでに抑えると、

5,390円-1,000円-1,410円=2,980円

ということで、月額料金が2,980円になるというわけです。
ただ、この条件を満たすのって、そんなに簡単じゃないですよね。
なので、実質的には、月額2,980円にはならないと思っておいた方がよさそうです。

学割モンスターU18の適用条件

また、学割モンスターU18の月額料金でソフトバンクを利用するには、ソフトバンクに申し込み時点で、0～18歳である必要があります。
たとえば、今時点で15歳の方でも、19歳の誕生日までずっと月額料金の割引を受けることが出来ます。
別に「学割」と名前はついていますが、学生じゃなくても問題はありません。
年齢さえ0～18歳であればそれでOKです。

“スマホ先生”

25歳以下の方が20GBプランで月額1,000円の割引が受けられる「学割モンスターU25」など、他のキャンペーンとの併用ができない場合があるので注意しましょう。

他にも学割SUPER FRIDAY

ソフトバンクのSuper Student(スーパースチューデント)では、学割モンスターU18以外にも、学割SUPER FRIDAYというちょっとした特典があります。
学割SUPER FRIDAYは、毎週金曜日にスマホにクーポンが送られてきて、お店で景品がもらえるキャンペーンです。
去年、吉野家とかサーティワンがもらえて、駅前のお店が大行列して話題になりましたよね。
あれの続編みたいな感じです。

景品は月によって変わって、今のところの予定だと、

• 3月→ファミリーマート・サークルＫ・サンクスの「ファミチキ」1個
• 4月→サーティワン アイスクリームのレギュラーシングルコーン1個

がもらえます。
スマホに送られてきたクーポンを、それぞれのお店に見せると、ファミチキやサーティワンのアイスクリームと交換することが出来ます。

絶対こっちの格安スマホの方がお得！！

この学割モンスターU18、実際に最近の学生に受け入れられそうなのか、対象の年齢の学生にインタビューを早速してみました。
ちょっとスマホに詳しい感じの学生にインタビューをしてしまったので、若干辛口なのですが、いまいちな感じでとらえている学生も多そうです。
やっぱり時代は格安スマホなのかもしれません。

“スマホ先生”

ねぇ、最近の学生って、やっぱ格安スマホがあたりまえなの？

“まみこ”

そうですね！だって、学生で携帯代に7,000円とか払えないじゃないですか。そうすると、格安スマホの高くても月額3,000円くらいのプランでなら小遣いとかアルバイトの範囲でスマホが持てるので。

“スマホ先生”

へー、なんかさ、ソフトバンクから新しい学割でたじゃん？なんだっけ、えっと・・・

“まみこ”

学割モンスターＵ18ですよ！ジャスティン・ビーバーがCMに出てるやつ！

“スマホ先生”

そうそう！！学割モンスターU-18！あれとかなんか月額2,980円からとか言ってるけど、どうなの？

“まみこ”

あれ、CMは話題になったんですけど、実際は月額2,980円って月間データ容量が3GBとかで、全然使えない感じですねー。しかも、CMにジャスティン・ビーバーが出ていることは話題になったんですけど、CM自体はおもしろくないじゃないですか(笑)「スーパー」スチューデントって、お父さんの世代にあったドラゴンボールというアニメみたいな昭和のネーミングで、ダサいし。なんか自分ができなそうなすごいことにとりあえずスーパー付けとけみたいな。スマホで生まれ育った世代って言い方も、思いっきりわたしみたいな学生目線じゃなく、おっさん目線な感じじゃないですか。上から目線でいわれてるみたいで、しかもお前らはゆとり世代で安けりゃ質が悪くても飛びつくんだろみたいなみたいな感じで、スマホ世代って安かったら満足なんだろって言われてるみたいで、イラッとするってみんな言ってますよ(笑)

“スマホ先生”

なんかボロカスだな、ソフトバンク(笑)

“まみこ”

そりゃそうですよ！あとは、学割Super Fridayとかいって、もので釣って来る感じもいらっときますよね。別にファミチキいらないから、月額料金200円でもいいから下げてって。しいていえば、ヤフーで買い物したときに、Tpointが多くもらえるのはいいですけど、そもそもそんなにヤフーで買い物しないし。あれが、楽天とかAmazonならいいんですけどね。

“スマホ先生”

なるほどねー、最近の学生はそういう発想なんだね。

なんとなく、あまり実際に学生には受け入れられなさそうです。

また、インタビュー中には出てきませんでしたが、ソフトバンクのSuper Student(スーパースチューデント)で、スマホを月額2,980円で持つには、他の家族の方がソフトバンクに新規加入したり、家の固定回線やポケットWiFiを契約したりする必要があります。
たしかに、学生さんのスマホ単体の月額料金は安くなります。
でも、このクソ高いハードルをクリアできる人がどれだけいるんでしょうか。
表向きは、格安スマホみたいに「月額2,980円」なんてCMやってみますが、絶対に無理です。
本当に月額料金を3,000円以内に収めたかったら、格安スマホにしておくべきですね。

「じゃあ、どの格安スマホがいまいいの？」

ということで、ここでは楽天モバイルとLINEモバイルをオススメしたいと思います。

まず、20歳以上の学生さんにおすすめなのが、楽天モバイルです。
「楽天学割」を使うと、楽天モバイルの月額料金が3ヶ月無料になります！
楽天学割は、音声SIMの月額料金の割引が受ける学割です。
楽天学割を使うと、楽天モバイルの音声SIMの月額料金は、

• ベーシックプラン：1,250円
• 3.1GBプラン：1,600円
• 5GBプラン：2,150円
• 10GBプラン：2,960円
• 20GBプラン：4,050円
• 30GBプラン：6,150円

なので、6,150円x3ヶ月=18,450円と、最大18,450円の割引が受けられます！
また、楽天モバイルの学割であれば、家族のスマホの契約が必要だったり、固定回線を契約する必要もなく、純粋にスマホ単体での割引が受けられます。

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一方、20歳未満の方には、LINEモバイル(ラインモバイル)がおすすめです。
LINEモバイル(ラインモバイル)は、

• LINEの年齢認証が突破でき、ID検索が使える
• LINEやTwitter、Facebook、Instagramは、月々のデータ容量を消費せずにネットが使える

という、未成年に便利なサービスやありがたい無料通信枠がある格安スマホです。
学割サービスはありませんが、普段よく利用するLINEやSNSに関するサービスが充実していて、月額料金も3GBプランで1,690円とお手頃です。

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こういうのをみると、わざわざ家族まで巻き込んで、しかもいらないポケットWiFIまで契約して月額2,980円とばかばかしいですよね。
ファミチキがほしければ、ソフトバンクじゃなく楽天モバイルやLINEモバイルを使うことで、浮いたお金でコンビニで買ってください。

まとめ

今回は、2017年1月16日(月)に発表されたソフトバンクの新しい学割、学割モンスターU18について、早速どんなものか分析して解説してきました。
結論からいって、学割といいつつ、そんなに安くならないと思います。

というのは「月額2,980円」といいつつ、だれがこんな条件達成できるんやという内容の条件があります。
格安スマホに負けないやすさ的な見せ方をしていますが、絶対格安スマホよりも高いです。
普通に月額料金が3,000円以下の格安スマホを申し込んだ方が、確実に安くてお得ですね！
別にファミチキがほしければ、ソフトバンクより月額料金が安い格安スマホにして、その浮いたお金でファミマに行った方がよいかと思います。