楽天モバイルの到着するまでの「空白期間」をなくす方法
楽天モバイルは到着するまで「空白期間」とよばれるスマホが使えない期間があります。
よく何も知らずに申し込みをして、あとでスマホがしばらく使えないことをしって呆然とするなんて人も多々います。
今回はその「空白期間」についての解説と、その「空白期間」をなくす方法がないのかを解説していきます。
Contents
「空白期間」とは?
では、まず、そもそも空白期間とは何かから解説していきたいと思います。
空白期間は、格安スマホ(MVNO)業界では、最近は結構一般的な用語になってきました。
空白期間というのは、au、docomo、ソフトバンクなど他のキャリアから番号を変えずに楽天モバイルにいわゆるMNPで申し込みをした際に、申し込みからSIMの到着までの数日間、スマホや携帯が使えなくなる期間をいいます。
このMNP時の空白期間は、楽天モバイルに限らず、
- 大手キャリア⇒MVNO
- 大手キャリア⇒大手キャリア
- MVNO⇒大手キャリア
- MVNO⇒MVNO
のどのパターンでも、同じ番号で乗り換えた場合に、申し込み方法によっては発生する可能性のあるものなのです。
なぜ「空白期間」があるのか?
では、なぜこの空白期間が生まれてしまうのでしょうか。
実は、この空白期間は、新規申し込みにはなく、番号を引き継いで違うキャリアに機種変更するMNPでのみ発生します。
このMNPの手続きの過程でどうしても生まれてしまう可能性があるのが、空白期間なのです。
楽天モバイルへのMNPは、3つのステップで行います。
- ショップ、電話、WebサイトなどでMNP予約の申し込み
- MNP予約番号を取得
- 楽天モバイルの申し込み⇒ここから番号が使用できない空白期間
- スマホ/SIM到着⇒ここまでが空白期間
大まかな流れとしては、まずは今お使いのキャリアでMNP予約の申し込みを行い、MNP予約番号を発行してもらいます。
と難しく書きましたが、今お使いのキャリアのショップにいくなり、電話をするなりで、「MNP予約番号をください」と伝えるだけで、ちゃちゃっと番号をくれます。
そして、その番号を使って、楽天モバイルに申し込みをします。
あとは、SIMやスマホが届くのを待つだけです。
その一連の流れのなかで、3番の楽天モバイルにMNP番号を使って申し込みをした時点で、今お使いのキャリアのMNPが成立して解約した扱いになりますので、そこからがいわゆる「空白期間」の始まりです。
そして、この空白期間は、スマホ端末やSIMが到着するまで続き、その間に番号が使えなくなります。
よく勘違いされていますが、2番のMNP予約番号を取得した時点ではないので、MNP予約番号自体は安心して取得してください。
楽天モバイルの「空白期間」は?(Web申し込みの場合)
では、この楽天モバイルの空白期間はどれくらいなのかが気になりますよね。
確かに、スマホの今使っている番号が、一時的にでも使えなくなるのは痛いです。
特に、仕事にスマホを使っている方や学生さんで就職活動をしているという方には、致命的ですよね。
楽天モバイルに申し込みする方の大半は、Webから申し込みをしているので、ここではWebから申し込みをすることを想定して解説していきます。
楽天モバイルのMNPでの申し込みの流れとしては、細かくみてみると、
- 楽天モバイルをWebから申し込み
- 申し込み完了メールの受信
- 本人確認書類の提出メール
- 本人確認書類のアップロード
- 本人確認書類の受領メール
- 楽天モバイルの申し込み状況の確認ページの案内メール
- 「空白期間」開始
- 商品発送手配完了の連絡メール
- SIMカード到着⇒ここから利用可能
という流れとなります。
空白期間が生じる7番から9番までの間が、最短で1~2日間です。
なので、最短で1~2日間、今お使いの番号が使えない期間が生じます。
「空白期間」をなくす方法
次は、ここまで解説してきた最短1~2日間の空白期間が、どうしても耐えられないという方に、空白期間をなくす方法を解説していきます。
楽天モバイルショップで申し込みをする
まずは、Webで申し込みをせず、楽天モバイルショップの店頭で申し込みをする方法です。
楽天モバイルは、全国に楽天モバイルショップがあります。
【全国の楽天モバイルショップ(2016年2月時点)】
- 楽天モバイル 仙台駅前店
- スマホの窓口 スマート・スマート 仙台長町店
- 楽天イーグルスグッズショップ 仙台駅東口店内
- 楽天モバイル 銀座店
- 楽天カフェ 渋谷公園通り店
- 楽天カフェ 二子玉川ライズ S.C.店
- 携帯の王様 武蔵小山店
- モバワン新宿本店
- ジョーシン板橋前野店
- モバワン仙川店
- モバワン多摩境店
- モバワン東大和店
- モバワン武蔵小杉店
- SmaPla新百合ヶ丘オーパ店
- ジョーシン港北インター店
- スマホの窓口 スマート・スマート 浦和コルソ店
- ジョーシン浦和美園イオンモール店
- 蔦屋書店 フォレオ菖蒲店
- ジョーシン羽生イオンモール店
- 楽天モバイル 名古屋栄店
- エディオン安城店
- ジョーシン大高イオンモール店
- エディオン豊田本店
- アピタ稲沢店 モバイルコーナー
- エディオンサントムーン柿田川店
- エディオンイオンモール浜松志都呂店
- ジョーシン各務原イオンモール店
- 楽天モバイル 心斎橋店
- ジョーシンJ&Pテクノランド
- ジョーシン大日イオンモール店
- ジョーシン四條畷イオンモール店
- エディオン中環東大阪店
- ジョーシン泉南イオンモール店
- ジョーシン岸和田店
- 楽天モバイル 神戸三宮店
- 楽天モバイル 神戸三宮店
- エディオン伊丹店
- ジョーシン桂川イオンモール店
- ジョーシン伏見店
- ジョーシン草津イオンモール店
- ジョーシン登美ヶ丘イオンモール店
- ジョーシン郡山イオンモール店
- エディオン広島本店
- ジョーシンアリオ倉敷店
- エディオン倉敷本店
- エディオン松山本店
この楽天モバイルショップでは、
- SIMカード、端末の当日受け渡し
- MNP手続き当日完了
- サービスについて詳しく聞ける
- 実際に端末を触れる
というメリットがあります。
なので、どうしてもMNPの際の空白期間が耐えられないという方は、この楽天モバイルショップで申し込みをすることで、当日にMNP手続きが完了し、その場で端末やSIMカードがもらえます。
ソフトバンク、au、docomoのような大手キャリアと違い、まだまだ全国くまなくお住まいの地域に必ずあるというところまではいきませんが、都市部ですとショップがありますので、そこで申し込みをすることも一つの選択です。
ただ、時期によっては、オンラインショップだけのキャンペーンや割引があったりするので、オンラインショップで申し込みをする方がトクなことが多いです。
なので、みんな楽天モバイルに申し込みをする際は、店頭ではなくオンラインショップで申し込んだという方が圧倒的に多いです。
■オンライン限定キャンペーンや割引のあるオンラインショップはこちら
新規契約にする
上でも説明しましたが、空白期間はMNPで機種変更する際に生じます。
なので、当たり前ですが、MNPをしなければ空白期間はありません。
新しい番号で楽天モバイルを契約することで、今のスマホの番号が使えない空白期間は逃れることができます。
空白期間のない格安スマホ(MVNO)にする
楽天モバイルの空白期間をなくす方法ではありませんが、そもそも空白期間のない格安スマホ(MVNO)を申し込みするという選択肢もあります。
以下の格安スマホ(MVNO)は空白期間がないので、どうしても楽天モバイルでなくてもよいという方は、検討してみてもよいかもしれません。
- BIGLOBEスマホ:らくらく乗り換えSIM
- mineo
- OCNモバイルONE:らくらくナンバーポータビリティ
- U-mobile
- IIJmio:おうちでナンバーポータビリティ
- NifMo:ネットでナンバーポータビリティ
そんなに空白期間って苦痛?
ここまで空白期間をなくす方法を解説してきましたが、そもそも空白期間ってそんなに苦痛なのでしょうか。
もちろん、仕事でスマホの番号を使っている方、就職活動中の学生などには、この空白期間は致命的な期間なので、ちょっとくらい遠くても都市部にある楽天モバイルショップに行って空白期間なしで契約することをオススメします。
でも、そうじゃなく、普通にプライベートでスマホを使っている方は、私はそんなに苦痛ではないのではないかと思います。
WiFiが使えるから、LINEは生きている
そもそも空白期間で使えなくなるのは、スマホの電話番号です。
それ以外は、家の光回線にWiFiでつないだり、モバイルWiFiルーターを使ったり、スタバなどのフリーWiFiを利用することで、今お使いの旧端末からインターネットに接続することができます。
つまり、LINEやSkype、Facebook、Twitter、Gmailなど、電話以外で連絡を取る手段は使えることになります。
なので、電話以外でのメッセージでのやり取り、通話などは普通にできます。
最近は、ほとんどみんなLINEとFacebookとかでしかメッセージのやり取りをしていないので、よく考えてみると電話番号が使えなくても全然平気じゃないですか?
私も、自分のスマホの通話履歴を見たら、普通に数日電話を使っていないことがよくあります。
なので、仕事で使っている方や就職活動中の学生以外は、必要以上に空白期間にナーバスになる必要はないのではないかと思います。
配送日指定で空白期間を最短に
楽天モバイルでは、配送日指定ができます。
いくら理論上の空白期間の最短が1~2日といっても、ちょっと忙しくて配達してもらった日時に家にいられないとなると、結局受け取れたのは3日後とかということもあるはずですよね。
理論上も実際も空白期間を最短にするためには、配送日指定をすることが重要です。
逆に、楽天モバイルでは、配送日してができるので、実際に空白期間を最短の1~2日にとどめることができます。
また、届く日が事前に指定することで把握できるので、どのタイミングでスマホの番号を使えない空白期間を作るかを計画的に考えることができます。
「この週末の土日は特に用事がないから、スマホが使えなくても大丈夫!」
というような日に、この空白期間を重ねることで、スマホが使えないことによる影響を最小限にとどめることができます。
空白期間以外にMNPで気を付けること
MNPというと、空白期間ができて電話が使えなくなるというのが、一番心配されていることです。
ただ、それ以外にも、MNPをする際に気を付けることはあります。
ついでなので、空白期間以外にMNPで気を付けるべきことを解説しておきます。
MNPを使って引き継ぐことができるのは電話番号のみで、
- キャリアメール
- 認証が必要なコンテンツ(有料で購入した音楽など)
- LINEの過去のやり取り
などは移転することができません。
また、
- アドレス帳のデータ
- 過去のメール
- 写真などのコンテンツ
などは移転できますが、自分で移転の作業をする必要があります。
たとえば、gmailとかで送ったり、アプリを活用したり、dropboxなどのクライド上にファイルを置いたりというのは、基本的には自分で行わなければなりません。
一応、楽天モバイルには、有料オプションとして「アドレス帳・写真移行サービス」というものもあります。
あまりスマホが得意ではないという方は、このオプションを活用してもよいかもしれませんね。
- 一時お預かりプラン:データ移行は任せたいけど日中時間が取れない人にオススメ
- 出張設定プラン:データ移行は任せたいけど携帯を預けたくない人にオススメ
という2つのプランがあり、アドレス帳・写真データを代わりに移行してくれます。
出張設定プランの方は、端末の基本的な操作方法や、アプリのダウンロード方法等、簡易的なレクチャーを15分ほど含みますので、特に初めてスマホを持つ方など初心者の方にはオススメです。
まとめ
今回は、楽天モバイルの空白期間と、空白期間をなくす方法をひととおり解説してきました。
空白期間について、神経質になっている方が意外と多いのは事実です。
ただ、繰り返しになってしまいますが、仕事や就職活動、転職活動で使っている番号でなく、普通に普段使っているスマホの番号をMNPしたいというだけでしたら、そんなにナーバスにならなくてもよいかと思います。
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