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格安スマホでdocomoのキャリアメールを使う裏ワザ


毎月の通信量がソフトバンク、au、docomoの数分の1になる格安スマホ(MVNO)。
ただし、もちろんですが、通信費が安い代わりに、デメリットもあります。

そのデメリットのひとつが、「xxxx@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えなくなってしまうことです。
最近はLINEやgmailがメインなので、あまりこのキャリアメール使うことがみなさん少なくなってきたかとは思いますが、それでもガラケーしか使っていない人への連絡や昔の友人との連絡などはまだまだ活躍していますよね。
なんとなく普段はキャリアメールなんて使っていないけど、いざ100%使えなくなるのにはなんか抵抗があるという方も多いかと思います。

そんな方には、これからご説明する方法を使えば、今まで通りにキャリアメールを格安スマホ(MVNO)のスマホでも使い続けることが出来ます。

格安スマホでキャリアメールを使う方法

では、さっそく格安スマホ(MVNO)でキャリアメールを使う方法を解説していきましょう。

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大前提というか基本的なこととして、「xxxx@docomo.ne.jp」のキャリアメールを使い続けるには、「docomoの回線を保有し続ける」必要があります。
つまり、格安スマホ(MVNO)を使うには、docomo回線、格安スマホ(MVNO)の回線の2回線を持つことになります。
残念ながら、この点を覆すだけの画期的な方法は、今日現在日本では見つかっておりあmせん。

「docomoにキャリアメールの維持費を払うのはイヤだ、完全に解約したい」

という方、気持ちは理解できますが、docomoを契約しない限り、やはりキャリアメールは消滅してしまうので、2回線持ちは必須なのです。
でも、少しでも料金を抑えて、かつ便利にキャリアメールを運用していくことはできます。
なので、以下ではそのやり方を解説していきます。

docomoの契約を最低料金に変更する

格安スマホ(MVNO)をメインで使うことが決まったら、docomoの契約は解約せずに、メールを維持するための最低プランに変更しましょう。
メールを維持するだけであれば、元々スマホを使っていた方であれば、データ専用プラン=月額1,700円が最低プランです。
元々ガラケーを使っていた方は、タイプシンプルバリューという月額743円のプランが使えます。

どちらも、SPモードという、メールを使うためのオプションに加入している必要があるので、月々の合計維持費は以下になります。

【docomoメールを残すための月々の維持費】

  • 元々docomoスマホユーザー→2,015円/月
    (内訳)
    -データプラン:1,700円/月
    -SPモード:315円/月
  • 元々docomoガラケユーザー→1,058円/月
    (内訳)
    -タイプシンプルバリュー:743円/月
    -SPモード:315円/月

また、メールアドレスを残すには、docomo回線は残しておく必要があるため、格安スマホ(MVNO)へは番号をそのまま乗り換るMNPではなく、新規契約で新しく電話番号を発行することになります。
格安スマホ(MVNO)にMNPした時点で、docomoのメールアドレスは消滅してしまいます。
docomoのメールアドレスも電話番号も両方残したい場合は、スマホの場合、基本料(月額2,700円)+SPモード契約(月額315円)を支払う必要があります。
ガラケーの場合、月額料金は変わりません。

格安スマホ側でメールが見れるようにする

月額料金の変更を終えたら、格安スマホ(MVNO)側で、docomoメールを使う設定をしましょう。

通常、@docomo.ne.jpのキャリアメールは、ドコモのスマホからしか使うことが出来ませんが、「マルチデバイス設定」をすると、パソコンやタブレット、他社の端末でもdocomoのメールを使うことが出来るようになります。

【マルチデバイス設定】

  1. こちらからdアカウントを発行(docomoの電話番号で認証を行います)
  2. こちらの「docomo IDでドコモメールを利用しますか?」で「利用する」を選べば、マルチデバイス設定が完了です。

これで、docomoスマホ以外の格安スマホやパソコンでもdocomoのメールが使えるようになります。

マルチデバイス設定が完了したら、格安スマホ(MVNO)側の設定をしていきましょう。
格安スマホで、GmailやYahooのメールアプリの設定を開いて、以下の情報を入力します。

【iPhoneの設定のメール設定画面】

IMG_2085  →IMG_2086

メールアドレス:docomoのメールアドレス

受信サーバー(IMAP):imap.spmode.ne.jp
◆受信サーバー認証
ユーザーID:docomo ID
パスワード:docomo IDのパスワード
(認証方式:imap.spmode.ne.jp
受信サーバー(IMAP):imap.spmode.ne.jp)

送信サーバー(IMAP):smtp.spmode.ne.jp
◆送信サーバー認証
ユーザーID:docomo ID
パスワード:docomo IDのパスワード
(SMTP認証方式:行う)

上記を入力すれば、格安スマホ(MVNO)のGmailやYahooメールでも、docomoメールが使えるようになります。

格安スマホでは、Gmailの利用がおすすめ

上記の方法で、確かにメールは使えるようになるのですが、元々docomoのスマホを使っている場合、維持費が最低でも月額2,015円かかってくるので、月額料金を下げたいという方にとってはあまりオススメではありません。

格安スマホ(MVNO)に乗り換えたら、キャリアのメールではなく、Gmailを使いはじめることをオススメします。

Gmailのメリット

  • 添付ファイルの容量が大きい(ガラケーの十倍で、高画質な写真も送れる)
  • 迷惑メールを自動的にブロックしてくれる
  • 過去に来たメールを、瞬時に検索して探しだすことができる
  • スマホだけでなく、パソコンやタブレットでも利用可能
  • 機種変更した時も、データ移行不要

最近のスマホであれば、Gmailのアプリが元から入ってることが多いです。
アプリが入っていない場合は、こちらからインストールして、使い始めましょう。

Gmailは機種やキャリアによって使えないということはなく、Googleの「アカウント」と「パスワード」があれば、格安スマホ(MVNO)でもiPhoneでも、Androidでも、ネットカフェのパソコンでも利用ができます。

まとめ

格安スマホ(MVNO)で、docomoのキャリアメールを使う方法を紹介してきました。
docomoの回線の契約をしていないとキャリアメールが使えない仕組みになっているので、格安スマホ(MVNO)でキャリアメールを使うためには、どうしても回線を2つ保有する必要があります。
もちろん、最低利用金額のプランに変更したり、格安スマホ(MVNO)側の端末でメールを見られるようにしたりという方法はあります。
どうしても追加料金が掛かってしまうので、このようにうまくキャリアメールを運用しつつ、徐々にgmailなどの料金が掛からずかつ、将来的にまたスマホキャリアを乗り換えても影響のないメールに移行していくことがよいのではないでしょうか。

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