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WiMAX(ワイマックス)の速度制限の感想と徹底分析


実際にWiMAXを使ってみて、速度制限の感想と結局気にした方がよいのかどうかを解説していきたいと思います。
購入前にちょっと心配になる「3日間で3GB」の制限ですが、どれくらい不便なのかってそんなにわからないですよね。
私も実際にWiMAXを購入しての感想なのですが、購入を検討している際には、

「3日3GBって結構制限めんどくさそうだな」

とか、

「制限に掛かったらほとんど使えなくなるのかな」

とか

「制限に掛かったらどうやって代わりのネットを使おう」

とかとかを考えていました。
それで、実際に購入して、仕事で毎月20GBくらい使っているのですが、感想としては、

「全然3日で3GB制限なんて余裕!」

です。
全然普通にノマド的に仕事に使っている分には、この3日3GB制限はなんの影響もありません。

Wimax到着6

■私が使っているWiMAXはこちらの本家本元のUQコミュニケーションズのWiMAXです

今回は、WiMAXの速度制限について、詳しく解説していきたいと思います。
どれくらい不便なのか、制限かかった時の対策など、WiMAXを購入するにあたっての不安な点を全て潰していきます。

もちろん、全員が全員WiMAXがいいわけではありません。
私は月20GB程度通信を使っているヘビーユーザーですが、たぶん月30GBとか月40GBとか使う超ヘビーユーザーになると、光回線を使った方がよいかと思います。
これから解説する内容を読んだ上で、WiMAXでも大丈夫そうだと思ったら、多少の通信制限はありますが、毎月データ通信量使い放題のWiMAXは1GBあたりのデータ単価でみるとめちゃくちゃおトクなので、オススメしています。

WiMAXの速度制限とは?

WiMAXの制限には、

  • 3日間で3GBのデータ通信量を利用した際の制限
  • 月間7GBを超えた際の速度制限(ギガ放題は制限なし)

の2種類があります。
後者は、ギガ放題ではなく、通常の月間データ通信量7GBまでのプランの際に、その7GBを超えて使うと128Kbpsに制限されるというものです。
スマホとかにある通信制限と同じで、月間のデータ通信量無制限のギガ放題にすると関係なくなります。
ですので、今回は、前者の3日間で3GB制限を中心に解説していきたいと思います。

3日間で3GB制限とは?

名前のままなのですが、直近3日間の通信量が3GBを超えた際に、制限がかかることがあるというものです。
たとえば、利用したデータ量が、

  • 4/1⇒1GB
  • 4/2⇒1GB
  • 4/3⇒1GB

とすると、4/4には直近3日間の合計データ通信量が3GBとなり、制限の対象になります。
別の例で見てみると、

  • 4/1⇒0GB
  • 4/2⇒3GB
  • 4/3⇒0GB

というケースでも、直近3日間のデータ通信量は、2日使っていなくても合計では3GBですね。
こんな感じで、直近3日間のデータ通信量を計算して、その合計が3GBを超えていたら、通信速度が制限されます。

では、その通信速度制限はいつまでかかるかというと、これも直近3日間のデータ通信量が3GBを下回ったときまでです。
上記の例でいうと、前者は4/4にデータ通信量が1GB未満だと解除されますが、後者は4/5まで待たないと解除されないことになります。

3日間で3GBの通信制限は、平均的に1GBを3日間使ったケースと、1日めちゃくちゃ使ったケースの2パターンがあります。直近3日間のデータ通信量が3GBを下回らないといけないので、前者は制限を受けた日に通信量を抑えるとすぐに解除されますが、後者は他の日に通信量がゼロでも3日間合計すると3GBを超えてしまうので、なかなか解除されません。

制限された際の速度は、特に公表されているわけではないのですが、動画などが見られる最低限のレベルの速度に制限されるようです。

3GBってどれくらいか?

3日間で3GBといわれても、「3GBってどれくらいなの?」ってぴんと来ないですよね。
下記で説明する謝罪ページに掛かれているので、3GBってどれくらいかの感覚を解説していきます。
3GBだと、それぞれの使い方によって、こんな感じで使えます。

【スマホで利用する場合】

  • UQホームページ(約300KB)⇒約10,000回
  • テキストメール(300文字、約15KB)⇒約200,000通
  • テキストメール+写真1枚(合計約1MB)⇒約3,000通
  • YouTube(標準画素、5分間で約20MB)⇒約150回
  • Google Map(約3MB)⇒約1,000回

【PCで利用する場合】

  • UQホームページ(約2.5MB)⇒約1,200回
  • テキストメール(500文字、約30KB)⇒約100,000通
  • テキストメール+写真1枚(合計約5MB)⇒約600通
  • YouTube(HD画素、5分間で約50MB)⇒約60回(約5時間)
  • Google Map(約3MB)⇒約1,000回

といった感じでしょうか。
一番やばいのは、PCで動画をみたケースですね。
2時間映画を3本みたら確実にアウトです。
ここではYouTubeで計算していますが、NetFlixやGoogle PlayなどでTSUTAYAの代わりに映画をよくみるという方は、WiMAXでは厳しいかもしれません。
動画の視聴が多い方は、WiMAXよりも光回線をオススメします。

あと、WiMAXよりも光回線にしておいた方がよい方は、

  • テレビ会議(Skypeなどで)をする人
  • 重たいデータのやり取りが多い人
  • オンラインゲームをめちゃくちゃする人
  • 株やFXをデイトレードでやる人

などは、どうしてもデータ通信量が膨らむので、WiMAXでは厳しいかと思います。
特に、株やFXをデイトレードでしている方なんかは、通信制限で思った時間に決済できなかったら、損失ははかりしれません。

反対に、それ以外の「普通に」インターネットを使うくらいなら、WiMAXで十分です。
「普通に」というよりも「少し多く」くらいなら大丈夫ですね。
私も仕事でWiMAXをメインに使っているのですが、全然大丈夫です。

制限された速度って実際どれくらい不便?

実は、WiMAXが無制限プランのギガ放題を開始した当初、この3日間で3GB制限は規定上は存在したものの、誰もかかった人がいませんでした。
ところが、ユーザーが増えてきたときに、いきなりこの3日間で3GB制限の開始をして、しかも規定通り500kbpsくらいまで通信速度が制限されることで、ネット上は大炎上になりました。
それを受けて、UQ WiMAXの提供元であるUQコミュニケーションズは「「3日間で3GB」制限に関する今後の対応について」という文章を発表して、ひらたくいうと、

「ごめんなさい、ちょっと厳しくやりすぎたので、今後はここまではやりません」

ということを発表しました。
実際にこの発表後は、大炎上していたネット上の書き込みも一旦は収まり、ユーザーの不満も軽減されています。

私もWiMAXを利用していまして、月間20GBと結構なヘビーユーザーなのですが、大阪の中心部で普段使っていてまだこの制限に掛かったことがありません。UQコミュニケーションズの知り合いに聞いたところ、実際に運用はしているようなので、たまたまかもしれませんが、実際にWiMAXを使っていての感想としてはほとんど影響はありません。東京の新宿、大阪の梅田みたいな通信トラフィックの多いところで、ごく局所的にこの3日間で3GB制限を運用しているのではないかというのが私の予測です。

■私が使っているUQ WiMAXはこちら

YmobileのPocket WiFiとの比較

データ通信端末といえば、WiMAXとYmobileのPocket WiFiの2つで、どちらにするかみんな悩みますよね。
YmobileのPocket WiFiにもこの3日間の通信制限があります。
Pocket WiFiはWiMAXよりもひどく、もともとは3日間で1GBという制限でした。

これも、UQ WiMAXが3日で3GB制限を緩和したことで、あわせてPocket WiFiも制限を3日3GBまで緩和してきました。
2015年10月30日の発表にもある通り、制限時でもYouTube動画等のHD画質レベルがみれるレベルということなので、実質的にはWiMAXと同じ程度だと予測されます。

YmobileにもWiMAXにも直近3日間の通信制限があるので、この通信制限はどちらにしようか迷っている方には決定的にこっちにしようという要因にはならなそうです。
2016年4月現在、世の中に3日間での通信量の制限と月間の通信量の制限を同時に排除したすばらしいWiFiルーターはありません。
ここはあきらめて通信制限を覚悟してWiMAXかYmobileにするか、またはどうしても3日間の通信制限を我慢できないなら光回線にするしかなさそうです。

私が速度制限のために気を付けていること

最後に、実際にWiMAXを使いながら、私が通信制限回避に気を付けていることをご紹介していきたいと思います。
といっても、実はそんなになくて、普通に使っています。

まずは、できるだけWiFiスポットを利用するようにしています。
UQ WiMAXに申し込みをすると、UQ Wi-Fiプレミアムというのが利用できます。
よく街中の地下鉄の駅や空港とかで見かけるこんなマークの場所で、無料で無制限にインターネットが使えます。

UQWiFi UQWiFi2

このマークのあるところで、めちゃくちゃ重たいファイルのダウンロードやソフトウェアのアップデートをできるだけするように心がけています。

あとは、スマホとWiMAXを併用しているので、実際に制限に掛かりそうなら、少しスマホでテザリングしてスマホ側のデータ通信量を使うようにしています。
スマホのデータ通信量を毎月ぎりぎりまで使うという方はダメですが、そんなにきれいに使い切る方なんてそうそういませんよね。
なので、WiMAXの方やばいかなっていうときに、スマホのテザリングをごくたまにつかってデータ通信量を調整するようにしています。

気を付けていることなんておおげざにいって、しかもこんなことに気を付けてますなんてえらそうに解説していますが、実際はほとんどなにもやっていません。だってめんどくさいんで。それでも、毎月不自由全くなく使えているので、個人的には満足しています。

まとめ

今回は、WiMAXを購入する際に、一番不安な通信制限のことについて解説しました。
私も実際に購入する際に、一番不安でかつ一番心配したのがこの通信制限でした。
実際に使ってみても特に問題はありませんし、ネット上の書き込みや評判でも一時期の大炎上からは緩和されています。

もちろん、上記でも解説しましたが、めちゃくちゃネットを使う方や通信速度が落ちたらまずいという使い方をする方にはオススメしません。
インターネットへの接続は、WiMAXなどのモバイルWiFiルーターだけではなく、光回線やテザリングなどいろんな方法があります。
その中で、ご自身の使い方や使う量によって、一番ベストなものを選択することが重要です。

WiMAXの一番おトクな申し込み先はこちら

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